2006年05月01日
text by 安田理央(ライター)
「PORNOGRAPH紹介」
カンパニー松尾らのインディペンデント・レーベルHMJMによる撮り下ろし動画配信サイト、それが「PORNOGRAPH」だ。
2004年2月に開設されたこのサイト、カンパニー松尾はもちろん、堀内ヒロシ、松尾アキヒトらHMJM所属監督、さらに二村ヒトシ、甲斐正明、ペヤングマキ、平野勝之、松江哲明といった個性派監督が撮り下ろすという他に類を見ない豪華さが目立つ。ある意味で、かつてのV&Rプランニングからhmpの企画レーベルへと流れた異色監督梁山泊を継ぐ場だと言えるだろう。
日曜日以外毎日更新されるムービーや画像は、さすがにAV業界で活躍している監督たちの手によるものだけあってクオリティが高い。他の動画配信サイトのムービーや画像が、どこかチープで素人くささを残したものが多いのと比べると、その差は歴然。特にHMJM代表取締役でもある人気カメラマン浜田一喜の撮影による画像のクオリティは、ずば抜けて高く、コドモのケンカにオトナが乗り込んで来たようにすら思える。
しかし2004年に発売されたHMJMのオリジナルDVD作品群が、エロの向こう側に突き抜けようとしたトンガリっぷりだったのとは違い、PORNOGRAPHはグッとストレートにエロにフォーカスしている。もちろん作品ごとにはそれぞれの監督の色はしっかり出ているのだが、サイトの表面上はあまり監督の名前を前面に押し出さず、女の子中心にアピールしている点にも、そのあたりの姿勢の変化が感じられる(会員募集用のトップページには、カンパニー松尾の名前すら無い!)。あくまでも実用面を重視した作りになっているのだ。
現在、PORNOGRAPHは、「AVよりディープに。ハメ撮り隊長カンパニー松尾がお送りする究極のエロムービー」という「VIDEOGRAPH」、「乳がデカくてスケベな女を衣装とシチュエーションにこだわってコスプレし、ハードに責めまくる巨乳エロギャラリー」という「DRESSGRAPH」、そして「フレッシュなギャルを求めて全国各地を旅する素人ハメ撮りコンテンツ。女の子達の本音を写真・動画と文章でご紹介」という「AMATEURGRAPH」、さらに期間限定公開の「Limited Gallery」の4つのコーナーで構成されている。
また、この春からVIDEOGRAPHはリニューアルされ、女優主体のSTAR、明るくポップな企画モノのPOP、AVならではのノンフィクション性にこだわるDOCUMENTの3レーベルを擁するという。このあたりは、単体と企画などを区別するAVメーカーのレーベル戦略と同じだ。
PORNOGRAPHは月額2500円(初回月のみ入会金480円が必要)の見放題定額制を取っている。その流通構造上、どうしても作品一本ごとに、販売に直結したわかりやすさを要求されるセルAVとは違い、定額制ならばある程度の余裕を持った制作姿勢が許される。
つまり、こっちでガチに抜ける作品を作ったから、こっちは見て面白いものを作ろう、ということが可能になるのだ。この余裕こそがレンタルからセルに移行する過程でAVが失ってしまった部分だ。90年代前半のAVが面白かったのはこの余裕から産まれた実験精神にあったと筆者は考えている。
例えば、松江哲明監督が撮った一卵性双生児モデルを起用した「双子でDON!」などは、双子であることを利用して騙される男優・花岡じったのリアクションが実に楽しい。相手が実は双子でセックスの途中で入れ替わったことを知らされた時の花岡じったの表情には思わず笑ってしまった。こういう面白さというのは、あくまでも女の子中心の今のセルAVではあまり出会うことが出来ない。
HMJMオリジナルDVDに比べると、PORNOGRAPHはストレートなエロだと書いたが、それでも最近のセルAVや他の撮り下ろしサイトのドライな作風とは、かなり違う。PORNOGRAPHのムービーは、女体を、そしてセックスをそのまま撮るだけではなく、その背景にあるドラマを映し出そうとしているのだ。今のセルAVやネットに慣れたユーザーの中には、そうしたこだわりを古臭いものと感じてしまう人もいるかもしれない。しかし、そうした部分にこそエロを感じる人も、また多いのではないだろうか。
昨年夏から配信ムービーを再編集したDVD版も発売され、好調なようだが、こちらは割合とストレートなエロ物を中心にまとめている。PORNOGRAPHの本当の面白さは、サイト版にある。会員制の動画配信サイトというのは、慣れていない人には少々敷居が高く思えるのだが、そこは勇気を持って乗り越え、ぜひ一度PORNOGRAPHの魅力に触れてみて欲しい。
作品紹介
どっちのエロエロショー
甲斐正明vs堀内ヒロシ 果たして勝敗は?
同じモデルを使って2人の監督が競作するという試み。甲斐正明と堀内ヒロシの対決、素材は三上翔子! ミカショー自身に企画を練らせようとする甲斐監督ですが、なんだかんだで結局、痴女プレイといういつものミカショー物に。んで、堀内監督も、割合ストレートなハメ撮り。やっぱり素材が個性的だと、ヘタにいじらない方がいいという判断でしょうね。いや、もうミカショーですから、そのままで十分クオリティ高いんですけど。
性欲の強い女の子
SでもMでも森野雫はエロいです
ドグマでも何度も対戦済みの二村ヒトシ監督×森野雫コンビ。イントロのねちっこいセーラー服オナニーから全開の二村ワールドですよ。あどけないロリ顔で痴女フェロモンをまきちらし、教師に顔面騎乗、ちんぐりがえししてアナルを舐めまくる森野雫が素晴らしすぎます。ラストは二村監督自らお兄ちゃんとして雫ちゃんと対戦。二村監督の言葉責めに感じまくる雫ちゃんも、やっぱり素晴らしい。SでもMでもイケますねぇ、この子は。
トーキョーMストーリー
真性マゾを貫きながらスパンキング!
乳首、そしてアソコにもどでかいリングピアスをつけている真性マゾなAYAKA嬢を、サディスティック・カンパニー・松尾がハメ撮りしますよ。「こんなのつけてるなんて、すごい変態」とカン松に囁かれる度に激しくあえぎ、どこを触られてもビクンビクンと感じまくり、泣きじゃくるAYAKA嬢がエロいのなんの。四つんばいにさせてヒップをバックから貫きながら、ペシペシとスパンキング。もちろんTバックは穿かせたままです。
双子でDON!
セックスの最中に双子が入れ替わったら…
美華と萌華という25歳の一卵性双生児ちゃん。どちらもお世辞にも美人とは言えませんが性格よさそうエッチそう。この二人がセックスの途中で入れ替わり、相手の男優・花岡じったが気づくかどうか…。いちいち素直に反応する花岡じったが可愛い(笑)。「自分自身みたいだから、別に抵抗ない」という双子レズも圧巻。大変ヤバいものを見ているような興奮。面白くてちゃんとエロ。往年のV&Rを思わせる企画モノの秀作であります。
今日のハメ事
グラビアモデルを口説いてハメ撮りできるか
ニュース番組のパロディ風。パンチラ盗撮マニアだというAV監督の小坂井徹が登場。仕込みのカップルを追跡し、その盗撮テクニックを披露…するのかと思いきや、なぜかカラミはやらないグラビア系巨乳モデルを口説いてハメ撮りするという展開に。気の弱い小坂井監督にこの役は、いくらなんでもミスキャストでは、と思いきや実は意外な展開に。これまた往年のV&R、それもバクシーシ山下のドキュメントを彷彿させる面白さ。
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噂の巨乳家庭教師 桃井りか
Gカップ100cm爆乳を揺らして個人授業
家庭教師の生徒募集という怪しいチラシに誘われてホテルの一室を訪れてみれば、そこに待っていたのはGカップ100cm爆乳の桃井りかちゃん。大きく開いた胸の谷間がまぶしくて、ついつい国語の授業から肉弾保健体育へ…。カンパニー松尾のコミカルなベタエロ路線のハメ撮り。勃起したペニスが完全に隠れてしまう爆乳パイズリはもちろん、ショーツに喰い込むモリマンが、なんともいやらしい。文句ナシに楽しめて抜ける作品です。
オレンジ通信2006年5月号より転載
PORNOGRAPH HP
http://www.pornograph.jp/
